FXが世に登場した背景から、最新の動向までを流れを追って見てみましょう。
その中で、なぜ参加する人が増えているのかも考えてみましょう。
1998年に、『外為法』の外国為替及び外国貿易法(新改正外為法)が、銀行・機関投資家・大企業が独占しているも同然だった金融・資本市場を活性化させ、外国為替管理制度を根底から見直すために改正されました。
これより前までは、銀行など、免許を持った金融機関しか外国為替の取引をしてはいけないことになっていました(個人投資家は原則として禁止でした)が、このときの法改正を受けて、免許を持った金融機関以外の会社が外国為替の取り扱いができるようになりました。
内外資本取引がほとんど完全に自由化され、誰でも自由に為替の取引をすることが認められたのですが、ブロードバンドが一般化していく風潮と相俟って、外国為替市場は急激に発展していきました。
個人でも投資に参加できるような環境(取引単位の小口化など)が整ったことも見逃せません。
商品先物会社・証券会社などが名を連ねるようになったほか、この取引を専門に扱っている業者も出ています。
まだ10年くらいの歴史しかなく、他の投資(株式投資や外貨貯金など)ほどの知名度はないかもしれませんが、それは同時に、今後の発展のチャンスが無限に開かれている、ということでもあります。
一般投資家にとっては、かつての他の投資とは異なり、高額でなくても取引をはじめられる(1万円ほどでも可能)ようになっていますし、損が増大する前に、自動的に取引を決済させる機能や、掛け金よりも低額になる前に取引を自動的に停止させる機能などもついてくるようになっていることから、多くの人々に注目されるようになっています。
現実に、多額の収益を得ている個人の投資者が多くなったため、軽い気持ちではじめようとする人が増えました(特に、はじめる人が多くなったのは2003年頃からではないかと考えられています)。